YouTubeライブで配信者を応援する「スーパーチャット」。
せっかく送るなら「語呂合わせの金額」や「記念日」にちなんだ数字を選びたいと思ったことはありませんか?
しかし、iPhoneやiPadのアプリからスパチャを送ろうとすると、120円や610円など決められた金額しか選べず、「1円単位で自由に金額を入力する」ことはできません。
そこで本記事では、アプリでは不可能な1円単位でのスーパーチャット送信を実現する方法を、初心者でもわかりやすく解説します。
Safariを使ったブラウザ版YouTubeの利用手順から、「購入して送信」が押せないときの対処法、さらにはチャット欄が出てこない場合の解決策まで、徹底的にカバー。
この記事を読めば、iPhoneユーザーでも好きな金額でスパチャを送れるようになり、より楽しくライブ配信を応援できます。
YouTubeでスーパーチャットを1円単位で送れるのか?
YouTubeライブ配信でスーパーチャットを送るとき、配信者に気持ちを込めて「語呂合わせ」や「記念日」に合わせた金額を設定したい人も多いですよね。
しかし、アプリを使っていると表示されるのは決められた金額ばかりで、「1円単位で自由に指定する」ことはできないように見えます。
ここでは、アプリ版とブラウザ版の違い、そしてなぜ制約があるのかを分かりやすく解説します。
アプリ版とブラウザ版の違い
iPhoneやiPadのYouTubeアプリでは、スーパーチャット金額を指定するときにスライダーを動かして選択します。
そのため、以下のように決められた金額しか出てこない仕組みになっています。
選択できる金額 |
---|
120円 |
250円 |
610円 |
1,220円 |
2,440円 |
6,100円 |
12,000円〜59,800円 |
つまり、アプリ版では「1,111円」や「2,345円」のような自由な金額は入力できません。
一方、Safariなどのブラウザを使ってデスクトップ版YouTubeを開くと、直接金額を入力できる画面が用意されています。
自由に金額を設定したいなら、アプリではなくブラウザ版を使うのがポイントです。
なぜiPhoneアプリでは金額を自由に指定できないのか
iPhoneアプリでスパチャ金額を細かく設定できないのは、Appleの決済システムを利用していることが関係しています。
Appleはアプリ内課金に一定の制約を設けているため、YouTube側が「選択式」に制御しているのです。
このため、AndroidアプリやPCブラウザでは自由入力ができても、iOSアプリでは制約が残ってしまいます。
「なんでiPhoneだとできないの?」と感じるのは、システムの仕様上避けられない部分なんです。
スーパーチャットの金額制限とルール
では実際にスーパーチャットを送るとき、最低いくらから、最大いくらまで送れるのでしょうか。
ここでは、公式に定められている金額のルールを整理しておきます。
最低金額と最高金額の制約
スーパーチャットには最低金額と最高金額があり、この範囲外だと送信できません。
制約内容 | 金額 |
---|---|
最低送信額 | 100円 |
最高送信額 | 50,000円 |
例えば「99円」に設定した場合は購入ボタンがグレーになって押せません。
逆に「50,001円」に設定した場合も同様に送信不可になります。
有効な範囲は100円〜50,000円の間、ということをまず理解しておきましょう。
選択式金額しか表示されない仕組み
iPhoneアプリでは、最初から決められた金額しか表示されません。
これは「Appleの決済を通す仕様」と「ユーザーが簡単に選べるようにする設計思想」の2つが関係しています。
一方で、ブラウザ版では入力欄があるため、例えば「2024円」や「7777円」のように、配信者を喜ばせる語呂合わせも可能になります。
アプリで自由にできないのは仕様なので、工夫するならブラウザ利用が必須です。
iPhoneで1円単位のスパチャを送る方法
iPhoneやiPadを使っている場合でも、ちょっとした工夫をすれば1円単位でスーパーチャットを送ることができます。
ここでは、Safariを使ってブラウザ版のYouTubeを開き、デスクトップ表示に切り替えて送信する具体的な手順を解説します。
SafariでYouTubeを開く手順
まずはSafariでYouTubeを開きます。
普通に検索からアクセスするとYouTubeアプリが起動してしまうので、「リンクを長押しして新規タブで開く」という操作が有効です。
アプリが立ち上がってしまうとブラウザでの操作ができなくなるため注意してください。
方法 | ポイント |
---|---|
Safariでリンクを開く | アプリが起動しないよう長押し→新規タブ |
ログイン | アプリとは別にアカウント入力が必要 |
デスクトップ版表示に切り替えるコツ
SafariでYouTubeを開いたら、画面上部の「ぁあ」ボタンをタップし、「デスクトップ用Webサイトを表示」を選びます。
これで小さな文字のPC版YouTubeが開き、チャット欄やスパチャ機能にアクセスできるようになります。
この切り替えを忘れるとチャット欄が表示されないので必ず行いましょう。
スーパーチャット画面で金額を直接入力する方法
ライブ配信を開くと、右下にある「¥」マークをタップすることでスーパーチャットの入力画面が表示されます。
ここで金額を自由に入力できるようになるため、「1111円」や「2024円」といった細かい金額を設定可能です。
最後に「購入して送信」を押すことでスパチャが成立します。
「購入して送信」が押せないときの対処法
せっかく金額を入力したのに、「購入して送信」ボタンがグレーのままで押せないことがあります。
ここでは、よくある原因と解決方法を整理しました。
金額が範囲外になっていないか確認
もっとも多い原因は、入力した金額が有効範囲外であるケースです。
状況 | 対処法 |
---|---|
99円以下を入力 | 最低額100円に修正 |
50,001円以上を入力 | 50,000円以内に設定 |
この範囲を超えると、自動的に送信不可になりボタンが押せなくなります。
必ず100円〜50,000円の範囲で指定することが重要です。
ブラウザの動作不良を解消する方法
金額に問題がないのに押せない場合、Safariのキャッシュや一時的な不具合が原因かもしれません。
一度ページをリロードしたり、別のタブで開き直すことで解消するケースがあります。
それでも改善しない場合は、Chromeなど別ブラウザを使うのも有効です。
同じアカウントでログインし直すだけで改善することもあるため試してみましょう。
チャット欄が表示されない場合の解決策
Safariからブラウザ版YouTubeを開いたのに、なぜかチャット欄が出てこないことがあります。
これは手順の一部が抜けていることが原因になっているケースが多いです。
ここでは、よくある原因とその解決方法を整理しました。
デスクトップ表示が正しくできているか確認
モバイル版のYouTubeを開いたままでは、ライブ配信画面にチャット欄が表示されません。
必ずSafariの「ぁあ」メニューから「デスクトップ用Webサイトを表示」を選んでください。
チャット欄が表示されないときは、まずデスクトップ表示に切り替えたかどうかを確認するのが第一歩です。
症状 | 考えられる原因 | 解決方法 |
---|---|---|
チャット欄が出ない | モバイル版で表示中 | デスクトップ版に切り替える |
ボタンが反応しない | ページの読み込み不良 | 再読み込みや再ログイン |
別ブラウザや端末を試す選択肢
どうしてもSafariで表示されない場合は、Chromeなどの別ブラウザを試すのも有効です。
また、PCやAndroid端末からアクセスすれば、よりスムーズにチャット欄を表示できます。
どうしてもiPhoneだけで解決できない場合は、環境を変えて試す柔軟さも大切です。
まとめ:1円単位でスパチャを送りたいときの最適解
ここまで紹介してきたように、iPhoneやiPadのYouTubeアプリだけでは1円単位のスーパーチャットは送れません。
しかし、Safariなどのブラウザを活用し、デスクトップ版YouTubeを表示すれば自由に金額を設定できます。
最後に、今回の内容を整理しておきましょう。
iPhoneユーザーが取れる現実的な方法
- アプリではなくSafariなどのブラウザを使用する
- デスクトップ版に切り替えてチャット欄を開く
- 金額は100円〜50,000円の範囲で指定する
これらを守れば、1円単位でのスパチャ送信が可能になります。
快適にスパチャを楽しむためのポイント
スパチャは配信者を応援する素敵な仕組みですが、快適に使うためには環境の工夫が欠かせません。
もしSafariで不具合があれば別ブラウザを試す、あるいはPCやAndroidを活用する柔軟さも重要です。
「送りたい金額を送りたいときに送れる」ように、事前に環境を整えておくと安心です。